縁日で
いかついおっちゃんがやってるあんず飴の屋台でどれが1番大きいあんずを使っているかじーっと凝視する。
たかがひとつ200円。されど200円。最大限の幸福を得るために僕は大真面目に多数のあんず飴と睨めっこをしている。
正直、どれも同じ様に見えたが自分が大きいと直感したものを購入した。口に含むと水飴の甘ったるく、歯にくっつく感じがくすぐったい。水飴を噛み切るとあんずに到達する。
みずみずしい果汁の、芳醇な甘さと香りが口内と鼻の奥を抜ける。夏の夜は湿っぽく、怠くなるような暑さだがそんな中で食べる甘いあんず飴は夏にしか得られない経験のように僕は確かに感じた。
ーー、という夢を見ました。石塚です。コロナ騒ぎでここ最近は花火も縁日もあったもんじゃないので、かつて存在していたはずのキラキラした夏が夢に出てきたんですかね。
西船橋の最強セクキャバ・花より男子はご時世に関わらず、ずっとお祭り状態で営業しています!夏を感じたかったらご来店を!夏はもうウンザリという方も涼しい店内でどきどきのイチャイチャ時間を過ごしにご来店を!お待ちしております!!!